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ニューヨーク市警察(NYPD)が15日市議会へ提出した報告書によると、昨年度市内で発生した自転車盗難件数は4849件だったという。地元紙エー・エム・ニューヨークなどによると、前年の2013年より600件増加しており、さらに11年と比較すると70%の増加となる。これについて、NYPDのスーザン・ぺティート副長官補は「盗難件数の増加は、市内で自転車を利用する人が急増しているためだと考えられる」と答えており、自転車ブームが続く限りこの傾向は続くものと予想される。
自転車利用者の増加は統計にも表れており、同市交通局が昨年発表した自転車利用に関する調査によると、ある平日の午前4時〜午後7時までの間に、7つの通勤観測場所(イーストリバーに架かる4本の橋、スタテン島フェリーなど)を通行した自転車利用者数は2万1112人で、この数字は10年前と比べると約3倍になっている。
市内の自転車レンタル店経営者は「季節によるが、大体毎月5〜10台が盗まれている」と述べている。
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