マンハッタン区マレーヒルのNational Museum of Mathe maticsで13日、KENKENパズル考案者の宮本哲也氏による講演とパズルイベントが行われた。
3月14日「π(パイ)デー」の前日とあって、普段からKENKENパズルや数学に親しむ人など、小学生からシニア層まで、定員を大きく上回る数の老若男女が集まった。
宮本氏は自身の代名詞ともいえる〝指導なき指導 The Art of Teaching Without Teaching〟について英語で講演を行い、参加者は熱心に耳を傾けた。
イベント中盤からは「自分で考えることが重要」と、参加者にも実際にパズルを解かせた。どうしたら解けるか、どの方法なら早く解けるかなど、参加者は楽しみながらのめり込めるKENKENパズルを体験した。
それぞれのパズルで、一番最初に正解した参加者に商品とメダルが贈られた。小学生の男児は、「今日のパズルはすごく面白かった。もっと挑戦したい」と目を輝かせた。
宮本算数教室マンハッタン校では小学3~5年生を対象に、土曜日に授業を行っている。問い合わせはEメールアドレス(myamya@pb3.so-net.ne.jpまたはmiyamoto.mathematics.inc@gmail.com)まで連絡を。