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3月30日付のDNAインフォによると、クイーンズ区にあるクリーニング屋が、ホームレスシェルターで暮らす住民の衣類を無料で洗濯するサービスを行っており話題になっている。
同区イースト・エルムハーストにあるクリーニング屋、ミスター・バブルを経営するサミュエル・ヴァン・デ・クルーズさんはイースターの翌日28日から1週間、シェルターで暮らす75世帯の洗濯物を全て無料で洗濯するという。毎晩1000パウンド(約450キログラム)ほどの衣類を洗濯し、たたんでから翌朝7時までにシェルターの住民の元に返却している。クルーズさんは無料洗濯期間を終えるころには5000パウンド(約2.2トン)ほどの衣類を洗濯することになるだろうと予想している。
クルーズさんは全て無償で行っているため、洗濯にかかると予想されるコストの約5000ドル(約56万円)は自費負担だが、「衣食住は人々が生きていくうえで必要不可欠なので、イースターの期間だけでもシェルターの人にきれいな服を届けることができれば」と話している。
シェルターの管理人は「このような心温まるサービスに感謝する」と話しており、毎週洗濯に30ドルを費やしているという住民の1人も「こうした厚意により今週は30ドルを別の買い物に使える」と感謝の気持ちを述べた。
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