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6日付のニューヨーク・タイムズによると、ニューヨーク市で同日、メジャーリーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムやニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドを含むスポーツ施設での噛みたばこの使用を禁止する条例が施行となった。チケットを発行する市の球技場や競技場、娯楽施設などが対象となる。
施行初日の夜にヤンキー・スタジアムで行われたヤンキース対ヒューストン・アストロス戦もその対象となったが、選手らの反応は「知らなかった」、「健康のために良いこと」、「たばこを愛飲していたが、決まったルールだから受け入れるよりほかない」などさまざまだったという。
この日、選手控室に噛みたばこ禁止のサインは掲示されていなかったが、ヤンキー・スタジアムおよびシティ・フィールドでは、球場全体に禁止のサインを掲示する予定であるという。
かつては、メジャーリーグの名物でもあった噛みたばこだが、選手だけでなくコーチや監督も、試合中および試合前後にたばこを使用することが禁止され、これに違反するとチーム全体が罰則の対象となる。
噛みたばこは、がんや口腔疾患の原因となることが報告されており、プロのアスリートが使用することは、子どもたちに悪影響を与えるとの批判の声が上がっていた。
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