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10日付のCBSニューヨークによると、米大統領選共和党候補で実業家のドナルド・トランプ氏が26年前にオープンした、ニュージャージー州アトランティックシティの大型カジノホテル「トランプ・タージマハル」が11日、その歴史に幕を閉じた。
アトランティックシティは、全米で2番目、東海岸で最大規模を誇るカジノ都市だが、近年カジノ経営の破たんが相次ぎ、これで5軒目のカジノビジネスの閉鎖となる。同ホテルの閉鎖により、およそ3千人が職を失い、2014年以降に計1万1千人が職を失ったことになる。
トランプ氏はかつて、アトランティックシティに3軒のカジノを所有していたが、過去の破産宣告によって、所有権を失った。同氏が、世界の“八不思議”と銘打って、1990年にオープンした同ホテルも、今年3月から投資家のカール・アイカーン氏の所有となっていた。
2年前に破産裁判所命令により打ち切られた従業員の医療および年金給付制度の再開をめぐり、労働組合とホテル側との間で続けられていた交渉が暗礁に乗り上げ、従業員によるストライキが数カ月にわたり続いていたが、損失が増える一方で合意に至らず、ホテルの閉鎖が決定した。
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