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【28日付CBSニューヨーク】マンハッタン区タイムズスクエアにある高層ビルの17階に27日、約3万匹のミツバチの群れが出現した。
ミツバチを移動させるために雇われた助っ人は4代続く養蜂会社、アンドリューズハニーのアンドリュー・コーテさん。愛用の吸引器を使い、30分かけて1匹残らず吸引した。刺されたのはたった1カ所だった。コーテさんは、ミツバチは近くのホテルの屋上にある巣箱から飛んできたと推測。「女王蜂が巣を離れ、巣箱の中にいたミツバチの半分ぐらいが一緒に付いて来たんだろう」。コーテさんは、巣箱が狭くなり通気性が悪くなったので、より良いすみかを求めて出てきたとみている。集められた3万匹は、ブライアントパーク内にあるコーテさんが管理する巣箱に収められた。移動作業の助手を務めたオーガスティン・ロディッセさん(15)は翌日、ミツバチの着ぐるみ姿でハチミツを販売。ロディッセさんは「(作業の様子を)通りの向こうのビルからもたくさんの人が見ていた。とても興奮した」と話した。
ハチの大群がマンハッタンに出現したのは今月になって3回目。2日にはミッドタウンに駐車したバンにミツバチが群がった。また2周間前にはローワーマンハッタンのビルに大群が出現した。メモリアルデーから独立記念日ごろにかけては、ハチの巣分かれの時期だという。
通常1万5000匹から2万匹が移動するのに比べて、今回の3万匹はまさに「大移動」といえる。

タイムズスクエアに現れたミツバチの大群。アンドリューズハニーのインスタグラム(andrewshoney)より
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