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2007年07月29日

桂 小春團治氏 (落語家)

 落語家の桂小春團治が、8月3日から5日まで、ニューヨーク・ミッドタウンにあるフローレンス・グールド・ホール(収容400席)で公演を行う。初となるブロードウェイ公演を目前に控え、ご自身が体験された海外公演について伺った。

SUN: 公演を一ヶ月前に控えて、今の率直なお気持ちは?


桂 小春團治: (以下・小春團治) 構想自体は随分前からありましたんで、逆に一ヶ月を切ったら集中してなんとかやっていこうかなという感じですね。それより宣伝の部分とかで少し遅れ気味なんですけどね。

SUN: 師匠は今まで世界各国で落語をされて来ました。

 
小春團治: そうですね、お客さんはやっぱりどこも違いますしね。それは大阪一つとってみても昨日と今日の客は違います。ホームグラウンドですらそうですから。世界っていうのは言ってみれば全部アウェイなわけですからね。そういう部分で言えば、またこの国はどんなお客さんやろかみたいなね、いつまでたっても緊張感ありますね。

SUN: 世界各国の中で一番反応の良かった国はどこでしょう?


小春團治: 一番反応の良かったのは、ブルガリアの高校生ですかね。首都のソフィアで高校生を対象に毎年大使館主催の日本月間ていうのがありまして、そこの講堂でやったんですけど異様に盛り上がりましてね。すっごくノリが良くってね。浮気の考えオチみたいなネタまで、なんで高校生がそんなんわかるんやろ、みたいな。当然、ブルガリアの高校生なんで古典芸能にヘンな先入観がないんですよ。面白いから笑う、みたいな。そんな感じだったので凄くやりやすかったですね。

SUN: 逆に一番反応の悪かった国は?

  小春團治: (国というよりは)結構ね、翻訳によるんですよ。トルコに行った時は反応というよりダイレクトな現地の言葉に翻訳できてなかった事もありイマイチ反応が堅かった。やっぱり字幕落語っていうジャンルが必要なくらいトランスレーションに関しては重要ですね。我々はどういう風に訳されてるか全くチェックできないんで。信じるしかないですよね。(オチを言う時の)字幕の出て来るタイミングもあるし。


  明日号へ続く (聞き手・文/高橋克明)

■桂小春團治 上方落語ニューヨーク公演

・演目:「お玉牛」「皿屋敷」(英語字幕)
・期間:8/3(金)〜5(日) ・料金:40ドル
・会場:フローレンス・グールド・ホール
・場所:55 E 59th St(bet Park & Madison Ave)
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・詳細:646-369-4068、ActbaseUSA@aol.com(高橋)
・ウェブ:www.koharudanji.com(上方落語 小春日和)

■桂小春團治 上方落語ニューヨーク公演
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