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2007年09月01日
バスプロ 大森貴洋さん (全米を震撼させた日本人)
会議室の椅子にゆったりと腰掛けた大森貴洋の顔は真っ黒に日焼けしている。7月31日、自宅のあるテキサスを離れ、ニューヨーク州アップステートで行われているツアーに参戦するためにニューヨーク入りしていた大森は、マンハッタンにある自身が所属するマネジメント会社にいた。大会直後の疲労を見せず、インタビューに応じてくれた大森にバスプロの生活について、釣りについて話を聞いた。
—今回NY州レイク・シャンプレインで行われる大会に出るためにテキサスから来られた訳ですが、ボートなどの機材はどのように運んでいるのですか?
「レイク・シャンプレイン、バッファロー、シラキュースで行われる3つの大会のために来たのですが、僕がボートを引っ張って、小さいキャンピングカーで運転してきました」—ご自身で運転されるのですか?
「ほとんどそう。今回3戦連続でNYで大会があるんですけど、その一つレイク・シャンプレインはテキサスから車で29時間かかるんです!そこがまずしんどいですよね、大会にでるよりも」—タフな世界ですね…。年間で大体どのくらい試合をこなすのでしょうか?
「僕は毎年20試合前後出てます。今年はカリフォルニアで2戦あったし、フロリダでもあったし、で、このNYでしょ。ほとんど全米カバーしてますね、たぶん」—それで全部運転してるんですか?
「そうなりますね(笑い)合計すると、年間5万キロくらい走っています」—バス釣りのシーズンはいつ頃なのでしょうか?
「大体シーズンが1月にフロリダとか暖かい場所で始まって、10月くらいまで続きます。冬の3ヶ月間は一応オフなので…何をしようかな」—今まで行かれた湖の数とか覚えていますか?
「行った湖のデータをすべて取ってるんですけど、大体100カ所ぐらい行ってますね」—釣れないときの対処法はありますか?
「釣れない時はみんな釣れないと思ってるから(笑い)。ポジティブな気持ちと忍耐強さが大切です」—経験から来る余裕でしょうか?
「でも、釣れる場所を見つけてローテーションでまわるのが自分のスタイルなのですが、逆に釣れないと焦っちゃって。なかなか、Patienceがありませんね(笑い)—釣りというのはNYでも人気のアクティビティですが、ご自身にとって釣りの魅力とは?
「やっぱり、釣りってファミリーで楽しめるスポーツだと思うんです。釣れても釣れなくても、水辺に出て水の匂いをかいだりとか、自然と触れ合うだけですごいリラックスできる。子供と行くのもいいし、友達といってもいいし、彼女といってもいい。岸からでもボートから釣ってもいい。釣りをしている〈時間〉を楽しんでほしい」—最後に、今後の目標は?
「精神面を鍛えて自分のレベルを上げたい。クラシックもできればもう一度勝ちたいですね」(文中敬称略)
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