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ビーチ・番外編(1)
夕暮れ時が狙いめ »

2008年07月13日

WTKO空手道場(World Traditional Karate Organization)

 アッパーイーストサイドにあるWTKO(World Traditional Karate Or-ganization)は、5年半ほど前にオープンした空手道場。
 ビルの階段を上がると、中は広く、すっきりとした空間が広がり、キリリとした空気が流れている。稽古場にあたる道場は、シンプルで背筋がピンと伸びるような日本の道場を見事に再現できており、アメリカナイズされていない〈真の空手〉を学べる雰囲気を醸し出している。

  ◇  ◇  ◇

 空手の種類は数多くあるが、ここWTKOで学べる空手は「松濤館流」というもので、近代空手の祖ともいわれる船越義珍を開祖とする流派だ。大きく体を動かしたスケールのある動きが特徴的で、切れ味もあってスリリングな動きが魅力的である。
 指導にあたるのは、リチャード・エイモス先生と前田英治先生。
 リチャード先生は、ブルース・リーに憧れたことをきっかけに幼少の頃から空手を学び、大学卒業後は日本の空手を学ぶため日本に10年間ほど滞在、空手のトレーニングと指導に励んできたという異色の経歴を持つ。日本でも数多くの著名人を指導し、高い評価を得てきた。
 一方の前田先生も、同じく幼少から空手をたしなみ、日本では日大の空手部を指導していたほどの指導技術を持つ指導のプロだ。
 2人とも日本でのトレーニングや指導経験が豊富なため、「礼に始まり、礼に終わる」といった日本の武道ならではの教育をしっかりと行う。
 そのような指導は特に子供のクラスでは評判で、しつけの一環としても空手が生かされている様子も垣間みることができた。
 指導方法は、日本的なニュアンスで伝えるような方法だけでなく、詳細を細かく解説する西洋的な方法も取り入れられているので、しっかりと納得しながら空手を学ぶこともできる。また、空手は最終的には自分のオリジナリティが出てくる武道であるが、しっかりと原則を重んじた指導を行うので、基礎がしっかりと確立された上での応用力のある空手が実践できるようにもなる。
 指導中は基本的に英語を使うが、技の名前やかけ声などは日本語で行われるほか、日本人の生徒に関しては日本語での指導も可能。
 クラス内容は、大人の一般クラスの他、上級、中級クラス、また子供のクラス、親子クラスなど、種類も豊富だ。
 ニューヨークには空手道場がいくつもあるが、本当の日本の空手を教えてくれるところは数少ない。そんな珍しい道場の一つであるWTKOで、ぜひ真の空手を学んでみてはどうだろうか。(Text by Momoko Ikeda)

●お問い合わせ

Shotokan Karate
206 E 63rd St, NYC Tel:212-207-1907
地図を検索
Email: richardamos@wtko.org
web: www.honbudojo.com

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WTKO空手道場(World Traditional Karate Organization)
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