こんにちは! 今回はニューヨーク滞在中にコラムを書いています。こちらへ来て思うのは、身だしなみ、特に面接時の身だしなみの重要性についてです。
アメリカ人は基本的にカジュアルですが、ビジネスシーンでは別。5秒で決まると言われている第1印象においてはベストを尽くそうとします。比較してニューヨークにおける日本人は、面接担当者の話を伺ってみるとかなり普段着に近い服装でいらっしゃる方も多く、戸惑うこともしばしばだとか…。今回は日米における面接時のワンポイントアドバイスです。
【米国での面接】
企業でなくとも面接ではやはりスーツが基本。個性を出すのはネクタイやインナーの色で。女性はジャケットでも可。アクセサリーは大ぶりでも可ですが、上品なものを選んで。また、ノーメークではなく、リップを塗ったりアイラインぐらいは引くのが身だしなみです。
【日本の面接】
あまりに個性を出し過ぎないのが良しとされています。スーツはダークなもの、ネクタイは派手でないものがオススメ。女性もスーツ、もしくはそれに準ずるジャケットを着用。アクセサリーは小ぶりな物で、ブランドが一目で分かるものは持たないのが基本。男女とも、鞄は床に置いても倒れないビジネスバックが良いでしょう。日本においては面接時の香水はタブーです。
【それ以外の身だしなみポイント】
〝お洒落は自分のため、
身だしなみは相手のため〟という言葉がありますが、面接では、相手企業などが相応しいと思ってくれる服装をTPOに合わせて着こなせているかがポイントです。また、肌写りや顔が明るく見える基本色から選ぶと上品かつできる人に見えます。服装で損をすることのないよう心掛けましょう。髪の色は特に規定はありませんが、眼の色に合わせて。日本ではヘアカラー協会がカラーナンバー6番〜8番がビジネスシーンに望ましいと推進しています。
ご参考になさってくださいね。
BY mina
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有限会社ミナ・コーポレーション 代表取締役 長久保 美奈
㈱JAL国際線で世界21カ国をフライト後、米ワシントンD.Cで国際基準のマナーとコミュニケーションを習得。2003年より起業、接遇・ファーストクラスのマナーの指導を開始。現在年間での講演、研修は各法人企業、ホテル、医療、大学などで260回を超える。就職、面接のためのセミナーも毎回大盛況で時代のニーズに合った指導が好評を博す。ニューヨークでも年数回ビジネスマナー講座を開催。
URL:wwwmina-corp.com