新ユナイテッド航空 2011年度決算を発表「アジアで更なるネットワークを」

同社幹部の(左から)井川啓子氏、ジェームス・ミュラー氏、ホーサー・ケルシー氏、四辻 公男氏、永田 浩二氏=8日(photo: Hatta)


 2011年に米連邦航空局から「新ユナイテッド航空」として単独運行許可証を取得したユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス・インクが8日、マンハッタン区で日系、中国系メディア各社を招き、2011年通年および第4四半期の決算の発表を含む新ユナイテッド航空会社の案内を行った。

 11年の決算は、合併関連の特別費用を除いた純利益が通年で13億ドル、第4四半期では1億900万ドルを計上したと発表。さらに、機内サービス向上に5億5000万ドルの追加投資とパナソニック製Wi—Fiの採用についても披露した。

 3月上旬に予定されているユナイテッド航空とコンチネンタル航空の完全統合の完了を目前に控え、ユナイテッド航空アジア・太平洋地区副社長のジェームス・ミュラー氏は「世界を代表する航空会社として、アジア・太平洋地区でも更にネットワークを広げていきたい」と抱負を語った。