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性犯罪者のアカウント閉鎖に – オンラインゲーム会社が同意
ニューヨーク州司法長官のエリック・シュナイダーマン氏と大手ビデオゲーム各社は5日までに、州在住で性犯罪歴のある人物のオンラインアカウント登録を無効にすることで同意した。これにより、オンラインゲームの会員登録をしている性犯罪者約3500人分のアカウントが閉鎖されることになる。
シュナイダーマン氏によると、オンラインゲームサイトには児童を含む数百万人が登録。登録者同士は通常チャットなどで会話を楽しむことができるため、性犯罪者がこれらのツールを利用して不適切な接触を試みることを懸念した。
同意した主な会社は、エックスボックスのライブ・ゲーミング・ネットワークを扱うマイクロソフト、プレイステーション・ネットワークを扱うソニー、エレクトロニック・アーツ、ワーナー・ブラザーズ、ディズニー・インタラクティブ・メディア・グループ、アップルなど。
同州ではこれまで、過去に性犯罪歴のある人物がオンラインゲームに会員登録する際には州にEメールアドレスやユーザーネームなど詳細の提出を義務付けており、審査を通過すれば加入が承認されるシステムを取っていた。今回の措置の経緯についてシュナイダー氏は、モンロー郡とロングアイランドで児童が犠牲となった性的虐待事件を例証。「オンラインゲームが子ども達にとって危険な遊び場となってはならない」と、新規制がデジタル社会に安全をもたらすとして、今後も各ゲーム会社に同意を求める意向を強調した。
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