「余命わずか」の花嫁 詐欺罪で起訴

「余命わずか」の花嫁 詐欺罪で起訴

 結婚式とハネムーンの費用を調達するため、末期がんで余命わずかと偽りの情報を言いふらし、親族や友人などから多額の金を集めたとして、10日までに詐欺罪など複数の容疑でモンゴメリー出身のジェシカ・ベラ被告(25歳)が起訴された。

 当局の調べによると、被告は周囲の人に死期が近いと公言しており、その情報は地方紙でも大きく取り上げられ、被告のもとには多額の寄付金が届けられた。その結果、2010年に被告は多くの人々に豪華な披露宴とハネムーンを「最後の望み」として叶えてもらっていた。

 一連の事件は、すでに離婚が成立している被告の前夫マイケル・オコネルさんの証言により判明。オコネルさんも結婚後に、前妻の告白が嘘であったことに気付いたという。