セントラルパーク NYに春の訪れ 桜寄贈100周年で植樹式
日本が米国に桜を寄贈してから100年目にあたることし、ニューヨーク市および近郊の街では、さまざまな記念式典が行われており、11日にはマンハッタン区セントラルパークで植樹式が開催された。
これは、Japan Day Incの協力のもと、在米日本大使館や総領事館による全米桜植樹プロジェクトの一環として実現した。
式典には、セントラルパークのレクリエーション局長エイドリアン・ベネピー氏をはじめ、廣木重之ニューヨーク総領事、ジャパンデー実行委員長の河相光彦氏(米国三井物産社長)、ジャパンデー事務局長の吉井久美子氏らが参加し、6本の苗をジャックリーン・オナシス・ケネディ池を臨むほとりに植え付けた。
ベネピー氏は冒頭のあいさつで、「桜の木の下に集まった人々は、もはや他人ではない。日本から贈られた桜が取り持つ両国間の絆を一層深めていきたい」と述べ、日米の交流が今後ますます緊密になることを願った。
同日は、5月13日に開催される日米交流イベント「ジャパンデー@セントラルパーク」の実行委員会が、桜をテーマとするアートコンテストの受賞者を発表。同イベントのポスターイメージを飾る最優秀賞に選ばれたグラフィックデザイナー、アーロン・ポーターさんのデザインを公開した。
ジャパンデーの詳細は、www.japandaynyc.orgを参照。