RELATED POST
最近ニューヨーク市で、マンホールの蓋が盗まれるという奇怪な事件が多発している。3月以降、クイーンズ区、ブルックリン区、ブロンクス区を中心に、一枚 300ポンドもある鋳鉄製のマンホールの蓋が、工事現場の作業員を装った何者かにより道路から持ち去られており、その数は少なくとも30枚以上に上るという。
マンホールの蓋を管理している公益事業会社コンソリデーテッド・エジソン(コン・エジソン)の職員は、マンホールの蓋がスクラップメタルを扱う闇業者に売られている可能性を指摘する。コン・エジソンによると、蓋一枚取り替えるのに、人件費抜きで200ドル掛かるが、費用の問題だけではなく、歩行者や通行車両の危険を懸念する。
コン・エジソンは、スクラップメタル業者に対し、同社の社印が刻印されたマンホールの蓋を何者かが持ち込んできた場合は、速やかに通報するよう協力を呼び掛けている。
ニューヨーク市警察庁(NYPD)は3月19日、ブロンクス区で市環境保護局が所有するマンホールの蓋を8枚所持していた男2人を重窃盗罪と盗品所持で逮捕した。それ以来、同区では同様の事件は発生していないが、クイーンズ区とブルックリン区では未だに相次いでおり、4月20日以降、26枚が盗まれている。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か