容姿端麗で気さくな人柄が受け、2004年の米大統領選で民主党の副大統領候補として一躍脚光を浴びたノースカロライナ州の元上院議員ジョン・エドワーズ氏だが、同氏の長年の愛人であるリエル・ハンターさんがこのほど、2人の関係とエドワーズ氏の死別した前妻エリザベスさんについて記した暴露本を発表し、全米で話題となっている。
新著「What Really Happened: John Edwards, Our Daughter and Me」には、エドワーズ氏の女性関係や、2人の親密な関係ぶりを紹介。2010年に乳がんで死去したエリザベスさんについても「ヒステリーな女性」「無垢な(不倫の)犠牲者ではない」と言い切るなど過激な内容となっている。
エドワーズ氏は大統領選の活動中に、30年間連れ添ったがん闘病中のエリザベスさんを裏切り、ハンターさんと恋仲に。女児の隠し子の存在が暴かれたことで10年以降は政治活動から遠のいており、「転落した元大統領候補」というレッテルを貼られている。