養子にも性的虐待かー有罪の元アメフトコーチ

 青少年への性的虐待を巡り、有罪判決が下されたペンシルベニア州立大学アメリカンフットボールチームの元アシスタントコーチ、ジェリー・サンダスキー被告(68歳)が、養子となった男性にも性的虐待を加えていたことが明らかとなった。

 22日に行われた陪審員裁判終了後、マット・サンダスキーさん(33歳)は弁護士に、「8歳~15歳までの間、父親から性的虐待を受けた」と証言している。

 孤児だったマットさんは幼い頃から被告の家庭で生活しており、18歳の時に正式に養子縁組を組んだ。繰り返される暴行について「当時は本当に死にたいと思っていた」と胸中を吐露。高名な人物を巡った新たな疑惑に、全世界からも注目が集まる。