米経済誌フォーブスが発表した世界で最も価値あるスポーツチームのランキング上位50位の中に、ニューヨークに拠点を置く５つのチームが食い込んだ。
調べによると、米メジャーリーグ（MＬＢ）のヤンキースが18億5000万ドルで３位と市内では最も高かった。次いで、米プロフットボール（ＮＦＬ）のジャイアンツが13億ドルで９位、ジェッツが12億3000万ドルで12位、米バスケットボール協会（ＮＢＡ）のニックスが７億8000万ドルで43位、MＬＢのメッツが７億1900万ドルで49位という結果となった。
ランキングを編集した同誌のカート・バーデンハウゼン氏は、ニューヨーク市のスポーツへの投資は世界中のどの都市よりも多く、特に新しいスタジアムが建設された時はそこを本拠地として活動するチームの価値が上昇する、と話す。また、同氏は「特筆すべきはニックスのランクイン」と指摘。上位50チームの中にＮＢＡは同チームとロサンゼルス・レイカーズの２チームのみだったと付け加える。
一方で、ＮＦＬに所属する32チームはすべてトップ50に入るなど、改めてアメフトの人気ぶりが浮き彫りとなった。
総合１位は22億3000万ドルで英国のマンチェスター・ユナイテッド（サッカー）、２位は18億8000万ドルでスペインのレアル・マドリード（サッカー）だった。
