フード誌ボナペティが発表した「2012年度 全米の新規開店レストラン ベスト10」に、ブルックリン区内にある2店舗が食い込んだ。トレンドを発進する街として躍進的な発展を遂げる同地が、改めてニューヨークの新しい顔であることを証明する形となった。
同誌によると、2位にランクインしたのは同区ブッシュウィックにある高級イタリアンの「ブランカ(www.blancanyc.com)」で、数カ月先まで予約が取れないという人気ぶりだ。
また3位には、同区キャロルガーデンにあるアメリカンレストラン「Battersby(battersbybrooklyn.com)」が選ばれた。
ニューヨークレストラン協会広報のアンドリュー・モーセル氏は「マンハッタンは長年、洗練されたレストランが集う街の代名詞として知られてきたが、ブルックリンは個性と独創に溢れた新しいタイプの食文化を生み出している」として、ニューヨークだけでなく「世界の食の中心地になりつつある」とコメントしている。
同調査の1位はサンフランシスコにある「State Bird Provisions(statebirdsf.com)」だった。