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ニューヨーク州都市交通局(MTA)は地下鉄駅構内の衛生改善を図る目的で、今週末から新たに市内8駅のごみ箱を全撤去する意向を表明した。MTAは昨年10月から、フラッシング駅と8丁目駅で同プログラムを試験的に実施してきたが、それぞれ50〜67%のごみ削減に成功していた。
今回対象となるのは、1番線の238丁目駅、レクター通り駅、6番線の143丁目駅、A線の111丁目駅、F線の57丁目駅、7番街駅、M・R線の65丁目駅、Q線のブライトンビーチ駅。これらの駅のごみ箱は全て撤去されるため、利用者は移動するまでごみを持ち歩かなければならない。
だが、今回の試験プログラムについて、駅利用者へのサービスという点でマイナス面になると指摘する声や、床に投げ捨てられるごみが増えるという否定的な意見も聞かれる。
MTA運営委員会役員のアンドリュー・アルバート氏は、フラッシング駅は7番線の終着駅なので乗客はごみを駅構外に捨てやすいが、中間駅では状況が異なることを指摘している。
また、鉄道非営利団体ストラップハンガーズ・キャンペーン代表のルシアノフ氏は、たとえゴミを減らせたとしても、ごみ箱が全く無いのは駅利用者にとって不便な状況だとし、MTAの利用者へのサービスの在り方に疑問を投げかけている。
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