ローハンさん暴行の男性が不起訴に 再び不祥事、禁固刑の可能性も

 ニューヨーク市警察庁(NYPD)は9月30日、マンハッタン区ミッドタウンのホテルで米女優リンジー・ローハンさんへ暴行を加えたとして、イリノイ州在住のクリスチャン・ラベラさん(25歳)を逮捕したが、証拠不十分のため数時間後に釈放し、逮捕を無効とした。

 事件はユニオンスクエアのWホテルで発生。ローハンさんによると、友人らと共に滞在していた自身の部屋へラベラさんを招き入れた際に、許可無く携帯電話内臓のカメラで写真を撮られたため、携帯電話を奪おうとしたという。だが、逆上したラベラさんに床に投げつけられ、首を締められたと証言している。一方で、ラベラさんはローハンさんが無理矢理、携帯電話を奪ったと反論するなど意見が食い違っている。

 2人は事件の数日前、友人を介してナイトクラブで知り合っていた。

 ローハンさんは昨年、宝石を盗んだとして窃盗罪で起訴されており、現在は警察の監視下にある。再度逮捕された場合は禁固刑が言い渡される可能性が高いが、先週もマンハッタン区内で運転中、歩行者を当て逃げした容疑で起訴されており、今月23日に裁判所への出頭が命じられているほか、夏にはカリフォルニア州で別の交通事故を起こすなど不祥事が続いている。