7割が「Aロッドを放出せよ」 ヤンキースの選手残留希望アンケート

 米紙デイリーニューズが毎年恒例で行う米大リーグ(MLB)ニューヨーク・ヤンキースの選手を巡る意見調査で、回答者の72%がヤンキースの主砲アレックス・ロドリゲス選手(通称Aロッド:37歳)の放出を希望していることが分かった。

 Aロッドといえば、ことしリーグ優勝決定シリーズでの打率は1割2分という大スランプに陥っていたことで有名だが、チームが敗退の危機に直面する試合中には女性ファンをナンパしていたことなども発覚し、ファンからの評価は急降下。この大不振や不真面目な態度により、確実にファン離れが進んでいる。

 また、ジョー・ジラルディ監督については、プレーオフのリーグ優勝決定シリーズでデトロイト・タイガースに4連敗を喫したものの、66%が来シーズンの続行を希望した。

 その他、“ミスター・ヤンキース”としてファンに愛されている主将デレク・ジーター選手や、マリアノ・リベラ選手の続行希望は85%だったほか、メディアで何度も「ヤンキースの一員であることに喜びを感じる」と発しているイチロー選手もまたファンの心をつかみ、83%が来シーズンもプレーして欲しいと熱望している。

 今季、C・Cサバシア投手を差し置き、実質的なエースとなった黒田博樹投手の残留支持率も92%と非常に高かった。