地方紙am New Yorkが独自に行った調査によると、2011年にニューヨーク市を拠点とする企業のうち最も高収入を上げたのは、1110億ドル弱の収益を記録した米大手電気通信事業者べライゾン・コミュニケーションズだったことが分かった。
2、3番手は、1000億ドル以上の収益を発表したウォール街の金融大手、JPモルガン・チェース&カンパニーとシティグループだった。
10年度は、この金融2社の方が収入面でベライゾンを上回っていたが、11年度の売り上げは伸びなかった模様。一方で、ベライゾンの収益は前年度比4%増となった。
同紙は企業ランキングを作成するにあたり、世界の企業の信用格付けを行うスタンダード&プアーズ社に依頼し、本社所在地をニューヨークで登録している企業を選別し、各企業のデータをまとめた。
同調査では収益のみに留まらず、企業の価値や利益、成長力などを多角的に分析した。
1. Verizon Communications Inc(電気通信)
2. JPMorgan Chase & Co. (金融)
3. Citigroup Inc.(金融)
4. MetLife Inc.(生命保険)
5. Pfizer Inc. (製薬)
6. American International Group Inc. (保険)
7. Morgan Stanley (金融)
8. HESS Corp. (資源・エネルギー)
9. Goldman Sachs (金融)
10. News Corp. (情報通信)