ニュージャージー州ホルムデルにあるウィリアム・R・サッツ中学校で11月30日、集団食中毒が発生していたことが3日、明らかとなった。食中毒にかかった生徒はいずれも校内の食堂で購入した自然派飲料を飲んでいた。
調べによると、問題となった飲料はレゲーの神様と称される故ボブ・マーリーさんのイメージがラベルに張られた「マーリーズ・メロー・ムード」で、成分はすべて自然のものだけを使い、「反エネルギー飲料」とうたっていた。また、「リラックスしたい時に最適。アルコール飲料との併用はしないこと」などの注意書きがあった。
食中毒を起こした生徒らは嘔吐をしたり、めまいや頭痛などの体調不良を訴えた。
一連の騒動を受け、被害生徒の保護者を中心に、校内における同商品の販売を早急に中止するよう苦情が殺到。学校側は同日中に商品の取り扱いを止めている。