「リバティ島の開放を」市議訴え


 大型ハリケーン「サンディ」の影響を受け今もなお閉鎖されているリバティ島について、ニューヨーク市議会議員チャーリー・シューマー氏は4日、国務省になるべく早く一般開放するべきと訴えた。

 自由の女神像に損害はなかったが、島内の施設や電力システムなどが一部損傷したため、国務省は安全面を考慮した上で一般への開放を見送っている。
 シューマー氏は「閉鎖により約400人が一時解雇の状態となっている」と指摘。さらに、ニューヨーク市を訪れる観光客の楽しみのひとつが自由の女神像の見学であると加え、経済面でもさまざまな問題を引き起こしているとしている。
 これについて国務省は「安全態勢が整い次第、早急に再開する」という声明を出している。