ニューヨーク州ハーキマー郡で13日、男が洗車場や理髪店などで銃を乱射し、４人が死亡、２人が重傷を負う事件が発生した。男はその後逃走したが、14日午前８時半ごろ、同郡警察により射殺された。
男はモーホーク村在住のカート・マイヤーズ容疑者（64歳）。犯行後は近くの無人ビルに約20時間にわたり立てこもったが、未明から同郡警察と銃撃戦を展開。容疑者が警察犬に発砲し殺害したため、警官らが応戦し、男を射殺した。13日〜14日にかけ、事件現場の周辺にある学校は一時封鎖された。
マイヤーズ容疑者は犯行に及ぶ直前、同村にある自宅に放火していたことも判明している。
コネチカット州サンディーフックで幼児ら26人が犠牲となった銃乱射事件を受け、ニューヨーク州でも銃規制問題について盛んに取り上げられているが、銃関連事件が依然後を絶たない。
