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2011年に性的スキャンダルが原因で辞任した元民主党下院議員のアンソニー・ウィーナー氏が、11月に行われる次期ニューヨーク市長選への出馬を検討していることが明らかとなった。
ウィーナー氏は11年5月、自身の陰部の写真を簡易投稿サイト「ツイッター」に掲載したり、自身のフォロワーである複数の女性に卑猥な写真を送りつけていたことが発覚した。
当初は「ハッカーによる仕業である」として同氏は関与を否定していたが、最終的に自分で写真を送ったことを認めた上、インターネットを通じて複数の女性と性的な会話をしていたことも告白し、辞任していた。同氏は事件前、次期ニューヨーク市長の有力候補と目されていた。
ウィーナー氏はこのほど、ヒラリー・クリントン元国務長官の側近である妻のフーマさんと共にニューヨーク・タイムズ・マガジン誌のインタビューに応え、「あの事件を通してしか私のことを見ようとしない人がいることは理解している。厳しい戦いになるだろうが、市長選は自分にとって最後のチャンス」と語り、出馬への意向を表明した。
また2年前のスキャンダルについて、「ソーシャルメディアがあったからこそ起きたこと。そうでなければあんな馬鹿なことはしなかった」と述べた。
同氏は現在、マンハッタン区の自宅で、15カ月になる息子の育児に当たっており、セラピーにも通っているという。
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