花粉が舞う季節を迎え、鼻水や目のかゆみなどのアレルギー症状に苦しむニューヨーカーも多い。症状を抑える薬も市販されているが、近年では薬に頼らないホリスティックな治療法を求めるアレルギー患者の数が急増しているという。
耳鼻科専門医のジェリュー・ハドンさんは、さまざまな方法をインターネットなどで調べて試す患者が増える中で、明らかに害がある場合以外はあえて止めることはしないと言い、「たとえ偽薬効果でも改善することはある。特に食事療法は積極的には勧めないが、患者が試してみるのを止めはしない」と語る。
ニューヨークで特に人気なのが、乳製品またはグルテンを避ける食事法で、医学的な効果は証明されていないものの、症状が軽くなるケースは実際に見られるという。
そのほか、代表的なアレルギー対策は以下の通り。