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米疾病予防管理センター(CDC)が実施した全米家族調査によると、交際相手と同棲している独身女性は48%で、1995年の35%より大幅に増えたことから、結婚前に同棲することを望む女性が増加していることが明らかとなった。
同調査は2006〜10年の間に、15〜44歳の女性1万2000人を対象に行われた。
その結果、同棲は結婚するまでしないと回答した女性は全体の23%で、1995年時の39%より大幅に減少している。また、同棲期間も95年の調査では平均13カ月だったのに対し、最新のデータでは22カ月と長期化している。
同棲から結婚につながった確率は40%で、なかでも白人、米国外から移住したラテン系、学士号以上の学歴を持つ女性の約半分が同棲を経て結婚に至っている。
全体的に結婚前に同棲する傾向が強くなっており、特に高校を中退した女性は婚前同棲する傾向が強い。また年齢と共に、交際相手と同棲した経験を持つ女性は増えている。
若いうちに同棲を始めた女性は結婚する前に妊娠する可能性が一般的に高く、20歳未満の女性で25%、高校を中退した女性で33%だった。一方で、学士号以上の学歴を持つ女性の妊娠率はわずか5%に留まった。
専門家によると、「最近は女性の社会進出も目立ち、女性が生涯のパートナーを慎重に“見極める”という作業を念入りに行う傾向がある」という。また、全体的に見ると結婚前に同棲したカップルの方が関係が長続きし、結婚に結びつく可能性も高いことが証明されている。
最新のデータによると、女性の初婚年齢は26.5歳、男性は28.7歳と、年々晩婚化が進んでいる。
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