クリス・クロスの“マック・ダディ”急死 ドラッグ乱用原因か

「トータリー・クロスト・アウト」のジャケット


 1990年代に13歳という若さでデビューし、一躍ブームを巻き起こしたラップデュオ、クリス・クロスの“マック・ダディ”ことクリス・ケリーさん(34歳)が1日、アトランタにある自宅で死去した。同市警察当局によると、違法薬物の乱用が死因である可能性が高いという。
 ケリーさんの母、ドナさんは、ケリーさんが死亡する前日、ヘロインとコカインを混ぜた“スピードボール”を吸引していたと証言している。
 
クリス・クロスは1992年にリリースしたアルバム「トータリー・クロスト・アウト」が大ヒットを記録したほか、シングル「ジャンプ」は全米シングルチャートで8週間にわたって1位を獲得するなど、ラップ界の若きけん引役として活躍した。