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クイーンズ区フラッシングの公立小学校PS244で、児童に提供するすべての食事を肉や魚を使わない“ベジタリアン食”にする試みが始まった。このような試みは、北米の公立学校では初めてのものとなる。
PS244は以前から健康と食に関する教育を積極的に進めてきたことから、初の「ベジタリアン給食」導入校となった。また同校の児童は大半が東アジア系で、もともと菜食主義の児童が多い。
ベジタリアン給食の初日となった4月30日のメニューは、黒豆とチェダーチーズのケサディーヤと、ローストしたレッドポテト、蒸したブロッコリーで、デザートはオレンジまたはバナナだった。
同校では今後も、肉や魚の代わりに豆腐や豆、野菜を使ったメニューを児童らに提供していく予定。
給食は強制ではなく、保護者は肉や魚類を使った弁当を子どもに持たせることもできる。また、この給食を食べたくない児童のために、ピーナッツバター&ジェリーのサンドイッチやチーズサンドイッチなどの選択肢も用意している。さらに同校では毎週金曜日を「ピザ・パーティーの日」として、さまざまなトッピングを載せたピザが振る舞われる予定だという。
給食を提供している業者によれば、ベジタリアン給食の評判は上々で、すでにほかの学校からも問い合わせが寄せられているという。
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