自身の下半身の写真を女性に送りつけたことがもとで、2011年に辞職に追い込まれた元下院議員のアンソニー・ウィーナー氏が、今秋行われる次期ニューヨーク市長選挙への出馬を表明したことを受け、同州のアンドリュー・クオモ知事が「恥を知れ」とコメントしたことが、地元紙ポスト・スタンダードによって報じられた。
クオモ氏は取材の中で、「有権者らがウィーナー氏を市長として選んだ場合どうなるか」という質問に対し、同コメントを冗談まじりに放ったようだ。
ウィーナー氏は選挙活動のキャンペーン動画の中で、「過去に大きな過ちを犯した」と自身の不適切な行為について認めており、「二度目のチャンスを頂きたい」と、有権者に訴えている。
だが24日には、写真をめぐる新たなトラブルが勃発。同氏のホームページに掲載された選挙活動用の写真が、市長を目指すニューヨークではなく、ペンシルベニア州ピッツバーグで撮影されたものだった。写真はすでに差し替えられているが、同氏は再びジャーナリストやブロガーらの嘲笑を買っている。