ボリュームたっぷりのパストラミサンドで有名なロウワーマンハッタンのユダヤ系レストラン、カッツ・デリカテッセンが1日、125周年を迎える。
同店は1888年の創業以来、家族経営を貫いており、現在は5代目が切り盛りしている。ルドロー通りとハウストン通りの角に位置する店の周辺の景観は当時とまったく異なるが、同店はこの地で先祖代々受け継ぐ味を提供し続けてきた。
店には連日、看板メニューとなっているパストラミサンドを求め地元民や観光客、各界の著名人など多くの人々が来店し、週に2万ポンドのパストラミが売り切れる盛況ぶりだという。
また、メグ・ライアンさん主演の映画「恋人たちの予感」の舞台になったことでも有名で、今やニューヨークを代表する観光名所のひとつとなっている。
2日には、ニューヨーク市のセレブシェフを招き、125周年を記念するパーティーが同地で開催される予定。