米俳優のマイケル・ダグラスさん(68歳)が、2010年から患っている喉頭がん(11年1月に完治)について、「原因はアルコールや喫煙ではなく、口唇性交だ」と打ち明けたとして、話題となっている。
ダグラスさんは英紙ガーディアンのインタビューに対し、「女性との口唇性交によりヒト乳頭腫ウイルス(HPV)に感染し、それがもとで喉頭がんになった」と語った。
HPVは皮膚や粘膜から感染する細菌で、喉頭がんのほか、子宮頸がんや舌がんの原因となることが分かっている。
またダグラスさんは、「息子が投獄されたことで受けたストレスが引き金になった可能性はある。しかし、がんの原因自体は性病だった」と語り、2010年に息子のキャメロン・ダグラスさんがヘロインの所持と取引で逮捕されたことも、発病に影響していると話した。
ダグラスさんは1984年、映画「ウォール街」でアカデミー主演男優賞を受賞。過去には性依存症であることを告白し、治療のためにリハビリテーション施設へ入所した経験も持つ。
妻は、米女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズさん(43歳)。