毎日マック食べて9kg減に成功 マクドナルドCEO

 米ファストフードチェーン最大手、マクドナルドのダン・トンプソンCEOが、自社の商品を毎日食べながら20パウンド(約9キロ)の減量に成功したことを明らかにした。
 同氏はアナリスト会議の中で、米国で深刻化する肥満問題への同社の対応を尋ねられ、過去1年でエクササイズを再開して体重減少に成功したという自身の体験を語った。同氏はこの期間中も、自社製品を食べる習慣を1日も欠かさなかったという。
 CEOに就任して1年未満のトンプソン氏は、「(肥満対策では)バランスが非常に大切」という考えを明かし、「欧米の人々は生活の中でよく歩いているので、過度の肥満が少ない」と述べた。
 ファストフードは肥満の一因として批判の的となることが多く、マクドナルドでは近年、チキンラップやサラダ、卵の白身を使ったサンドイッチなど、健康志向のメニューも幅広く展開、“不名誉な固定概念”の払拭に尽力している。