米国宝酒造の親会社である宝酒造株式会社の白壁蔵(神戸市東灘区)で製造された清酒が、平成24酒造年度全国新酒鑑評会において、最高賞の金賞に選ばれた。
白壁蔵は、今回の受賞で平成15年酒造年度から10年連続での金賞受賞となり、10年以上連続で金賞を受賞している製造場は他に3カ所のみとなる。
全国新酒鑑評会とは、独立行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会が共同で開催する清酒の鑑評会。清酒の製造場1カ所につき1点を上限に評価し、優秀と認められたものを入賞、特に優秀と認められたものを金賞として選定している。
ことしは全国から蔵元自慢の864点が出品され、審査の結果426点が入賞、うち233点が金賞に選ばれた。
同社では、この白壁蔵で製造された「白壁蔵 生酛 特別純米」「白壁蔵 特別純米」「松竹梅 白壁蔵 澪」を輸入、米国で販売している。
■酒造年度とは
7月1日から翌年の6月30日までを1年とする清酒の製造に関する年度。