フェイスブックが破局引き起こす原因に? ヘビーユーザーは要注意

どこで誰とどのようなやり取りをしているのか…。恋人や配偶者のあれこれを検索してしまうという人も多いのでは?


 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のフェイスブック(FB)を頻繁に利用している人は、そこでの交友関係がいずれ恋人や配偶者との関係を壊すことになるかもしれない、ということを知っておいた方が良さそうだ—。ミズーリ大学のスクール・オブ・ジャーナリズムの研究チームがこのほど、その根拠となる研究結果を発表した。
 研究チームを主導するラッセル・B・クレイトン氏は、「FBで過去の交友関係を調べることにより嫉妬心が沸き起こり、それが原因で喧嘩となることも多々ある」と指摘。さらに「頻繁に利用する人ほど他のユーザーとの交流が多く、FB上で知り合い恋人を作るほか、昔の恋人と再会し、よりを戻すというケースも。精神的および肉体的な浮気へとつながる可能性は高い」と説明する。特に交際3年以下のカップルはFBに関係を壊されやすい、と研究では指摘している。
 相手が自分のFBの友人全員と知り合って交友関係を探ろうとしたり、過去のメッセージを調べたり、といったことはよくある話のようだ。
 ある日本人男性(32歳)は女性の友人と写っている写真を掲載したところ、当時の恋人にどういう関係かと執拗に聞かれ、最終的には別れることになった。男性はそれ以来、厄介なことにならないよう、FBにはどこかへ観光に出掛けた際の写真だけを載せるようにしているという。