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米大手コンビニエンスストアのセブンイレブンはこのほど、合鍵作製を行う新進企業のキーミー(KeyMe)と提携し、マンハッタン区内の5つの店舗でサービスを開始した。
このサービスでは、利用者はまず自分の鍵を備え付けの機械に登録(無料)。合鍵が必要になった場合には指紋認証で登録した鍵を呼び出し、合鍵を作ることができる。作製にかかる費用は19.99ドルだという。また、2個目からは3.49ドルでコピーすることができる。
これにより、オートロックのアパートなどで鍵を部屋に置いたまま締め出されてしまう「ロックアウト」に陥った場合でも、鍵を登録したセブンイレブン店舗に行けば、新しい鍵を手軽に手に入れることができるようになる。
キオスク式で手軽に合鍵を作製できるサービスはこれまでにも存在したが、先に鍵の登録ができるシステムは前例がない。
さらに、ロックアウトが発生して合鍵が入手できない場合、通常は「ロックスミス」と呼ばれる錠前業者に依頼して錠前を交換する必要があるが、平均150ドルの費用がかかる。今回の新サービスは、市内の錠前業界にも新風を起こすことになりそうだ。
現在は、York Avenueおよび5th Avenueの店舗でのみ、サービスを提供。他の3店舗は近日、始動となる。
同サービスが導入されるセブンイレブン店舗は、以下の通り。
①1594 York Avenue店
②224 5th Avenue店
③368 8th Avenue店
④676 Amsterdam Avenue店
⑤351 Bowery店
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