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2013.06.28 NEWS

次期市長選で民主党最有力候補 わいせつ事件で辞職の議員

 2年前に、自分の局部写真を複数の女性に送りつけるというスキャンダルにより議員を辞職したアンソニー・ウィーナー氏が、26日に発表されたウォールストリート・ジャーナル、NBC、マリスト・カレッジが共同で実施した、次期ニューヨーク市長選挙民主党候補に関する世論調査で、最有力候補とみられていたクリスティン・クイン市議会議長を抑え、トップの支持率を獲得した。
 同調査によると、市の登録民主党員の25%がウィーナー氏を支持し、20%のクイン氏を5%リード。これに13%で元市会計監査官のビル・トンプソン氏、10%で市政監督官のビル・デ・ブラシオ氏、8%で市会計監査官で初の中国系候補、ジョン・リュー氏らが続く。18%は「未定」と回答した。
 ウィーナー氏が出馬表明した5月の時点では、24%がクイン氏を、19%がウィーナー氏を支持していた。
 地域別では、クイーンズ区でのウィーナー氏の人気が30%と最も高く、クイン氏は20%。ブルックリン区ではウィーナー氏が23%でクイン氏が16%。ブロンクス区では両氏共に21%だった。マンハッタン区だけは、クイン氏の支持率が27%と、23%のウィーナー氏を上回った。
 男女別では、男性の29%がウィーナー氏、19%がクイン氏を、女性の22%がウィーナー氏、21%がクイン氏を支持している。
 同調査は6月17〜21日の間、1421人の市の有権者を対象に、電話で実施された。

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