花屋業界のネットフリックスが急成長 Hブルームが経営規模2倍に

 高級アレンジメントフラワーとギフトを定期予約販売で宅配するという画期的なビジネスモデルを開拓した「Hブルーム(本社ニューヨーク)」が急成長を見せている。
 同社は2010年の起業以来、全米5都市(ニューヨーク、ワシントンDC、シカゴ、サンフランシスコ、ダラス)に拠点を広げてきたが、今後4カ月以内にさらに5都市でビジネスを展開し、規模拡張に踏み切ると発表した。
 Hブルームの特徴は、通常の花屋と違い定期予約購入することで花が安く買えるという点で、同社CEOのブライアン・バークハート氏は「当初の計画を早めて短期間で規模を倍にすることにしたが、我々のロジスティックな戦略を持ってすればそれが十分可能だと確信している」と自信を覗かせている。
 今後はボストン、ロサンゼルス、アトランタ、ラスベガス、マイアミなどへと拠点を広げる予定。
 同社では自社でフラワーアレンジメントを行っているため、各拠点にスタジオとデザイナーを抱えている。また定期購入を申し込んでいない人でも、オンラインで商品を迅速に注文できる。
 同社ではフラワーアレンジメント以外にも、アストロドーナツやスプリンクルスカップケーキ、ニーヴェンモーガンなど、人気のスイーツ店やボディケアブランドと提携することにより、さまざまなギフトセットも取り扱っている。
 詳細は、www.hbloom.comを参照。