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米国の高額宝くじのひとつ「パワーボール」の賞金が今週、４億ドルに達し話題となっているが、ニュージャージー州の地方紙スターレッジャーはこのほど、現在までにどの州で最も当選くじが販売されたかという興味深い統計結果を発表した。
それによると、パワーボールのくじを販売している全米43州とワシントンD.C.およびバージン諸島の中で一等当たりくじが最も多く出ているのはペンシルベニア州で、2003年以来、実に16本出ている。続いてインディアナ州で11本、ルイジアナ州で８本という結果だった。
ただし宝くじの一等が当たる確率は１億7500万分の1。ペンシルベニアへ宝くじを買いに行っても、当選確率には影響が及ばないほど天文学な数字といえる。この数字と比較すると、一生の間に雷が自分に落ちてくる確率（6250分の1）の方がずっと高いことになる。
最近の高額賞金当選者は６月22日にフィラデルフィアで出ており、当選金額は１億3150万ドルで当選者は7740万ドルを一括して現金で受け取った。
次回のパワーボールはもし当選者が出た場合、４億2500万ドルという史上４番目の高額賞金となるが、一括して現金で受け取る方法を選んだ場合の賞金総額は２億1470万ドルとなる見通し。
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