ホームレスの男逮捕 ブルックリン連続強盗事件

 ニューヨーク市警察庁(NYPD)は13日までに、12日にブルックリン区内で発生した連続強盗事件に関与した疑いで、住所不定の無職、エドガー・マレロ容疑者(24歳)を逮捕した。
 事件は11日午後7時50分から10時半の間に、同区ウィリアムズバーグとグリーンポイントで発生。犯行手口はいずれも帰宅する女性の後を追い、女性が自宅の玄関を開けた際に恐喝して部屋へ押し入るというもの。被害者の中には、顔や腹部を殴打された上、強姦された女性や、女性を助けようとして刃物で切り付けられた男性もいた。
 マレロ容疑者は約3時間の間に3軒のアパートに押し入り、携帯電話やパソコンなどを奪って逃走。その後さらに、路上で自転車を駐輪しようとしていた女性の身体を触ったり殴ったりしたことも判明している。
 警察は目撃証言などから、現場近くの路上で寝ていた容疑者を逮捕。容疑者の所持品からは、窃盗品と思われる電子機器が複数見つかった。