RELATED POST
マンハッタン区以外のタクシーサービスを強化する目的で導入された「アウターボロータクシー(通称グリーンキャブ)」の最初の3台が、12日より営業を開始した。
イエローキャブと差別化を図るため車体をアップルグリーンに統一したこのタクシーは、マンハッタン区北部と、周辺の空港を除く4つの行政区(ボロー)で客を拾い、送迎することが許可されている。
タクシー・リムジン委員会のデビッド・ヤスキー氏は、「以前はブルックリン区やブロンクス区、マンハッタン北部でタクシーを拾おうとすると、流し営業を許可されていないハイヤーなどの違法タクシーを捕まえるしかなかった」が、「今後はイエローキャブと同様に市公認となったこのグリーンキャブをぜひ利用してほしい」との声明を発表した。
またグリーンキャブの記念すべき第1号車の運転手は、「地元ブロンクスとワシントンハイツで、住民のために営業ができることが何よりうれしい」と話している。
同委員会では、現在1300件の営業許可証が発行されており、今後3年で1万8000件を目指す。
グリーンキャブに関しては、営業に支障が出るとしてイエローキャブ側が営業免許証の発行の差し止めを訴えていたが、6月にニューヨーク州控訴裁判所がこれを棄却、今回ようやく営業開始にこぎつけた。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
日本国旅券(パスポート)の国内集中作成開始に伴う留意事項 在NY日本国総領事館
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か