検査の対象となる紙幣の総額は300万ドルに上り、検査の結果、使用不可と判断された紙幣は破棄処分となる。
同局によれば、米連邦準備制度局(FRS)に引き渡した一部の紙幣について、印刷に用いられるインクの量が多すぎたために絵柄がぼやけた状態になる「マッシング」と呼ばれる製造ミスが見つかったという。FRSはこれを受け、同時に受け取ったすべての紙幣について再検査を命じたが、製版印刷局は「問題があるのはごく一部」としている。
新紙幣は偽札製造防止のために新たにデザインされたもので、見る方向によって色が変わる「自由の鐘」の絵柄やベンジャミン・フランクリンの肖像の襟部分に描かれた極小の文字、3D絵柄などの新技術が導入されている。
新紙幣の流通開始については当初、2011年を予定していたが、印刷を巡る不手際などにより2年以上も遅れている。
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