NYタイムズがまたもハッキング被害

 27日、米紙ニューヨークタイムズがまたもハッキング被害に遭ったことが判明した。ハッカー集団は自らを「シリア電子軍」と名乗っており、同紙のドメイン管理会社メルボルンITのコンピューターに侵入したとしている。
 ハッキング攻撃は同日午後3時半ごろに発生。約3時間にわたり同紙オンライン版へのアクセスができなくなり、ニュースなどの閲覧も不可能となった。
 ニューヨークタイムズは今月14日にも同サイトと電子メールシステムに障害が発生している。
 シリア電子軍はアサド政権への支持を表明しているハッキンググループで、同政権に批判的とみなすメディアなどへの攻撃を繰り返している。