RELATED POST
ニューヨーク市の地下鉄を運営するニューヨーク州都市交通局(MTA)によると、ことしに入ってから市内の地下鉄やバスの車内で携帯電話をなくしたという遺失届が3162件報告され、昨年同時期の3142件を上回るペースであることが分かった。
MTA広報によれば、遺失届の件数が増加している第一の理由は、携帯電話の所有率が上昇したためだという。さらにゲームや音楽鑑賞など、スマートフォンで利用できる機能が増えたため、より多くの乗客が乗車中に携帯電話を取り出して操作するようになったことも、増加につながっていると分析する。
地下鉄やバスで拾得された携帯電話はすべて、マンハッタン区34丁目にあるペンシルベニア駅内のニューヨーク市都市交通局遺失物係で保管され、6カ月以内に引き取りがなかったものについては、まとめて競売にかけられる。
MTAによると、すべての遺失物が持ち主の元に戻る確率は42%程度だが、現時点では携帯電話のみのデータはないという。
実際に携帯電話をなくした経験を持つ乗客からは、「ほぼ間違いなく手元に戻ってこない。MTAの遺失物係は、形式上のもののように感じる」という意見も上がっている。
地下鉄、バスで拾得された珍アイテム
●約1メートルの空手選手権のトロフィー
●車椅子(数台)
●クラリネット
●枕
●家庭用ポップコーン製造マシーン
●コンピューターのタワー
●掃除機
●ビーチパラソル など
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
日本国旅券(パスポート)の国内集中作成開始に伴う留意事項 在NY日本国総領事館
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か