マリスト大学が18日に発表した、米紙ウォールストリート・ジャーナルおよびNBC4との共同世論調査の結果によると、次期ニューヨーク市長選民主党候補のビル・デ・ブラシオ氏の支持率が、共和党候補のジョー・ロタ氏を大きく上回っていることが分かった。
今月15日・16日に有権者632人を対象に行われた同調査は、10日に実施された次期ニューヨーク市長選挙予備選以来初の世論調査となる。
これによると、投票に行くと思われる市民のうち、65%がデ・ブラシオ氏、22%がロタ氏、3%が独立党のアドルフ・キャリオン氏、1%がその他の候補者を支持すると答え、9%が未定と答えた。
人種別では、アフリカ系の86%がデ・ブラシオ氏を支持、ロタ氏を支持すると答えたのは、わずか3%にとどまった。また白人の50%がデ・ブラシオ氏、37%がロタ氏、ラテン系は74%がデ・ブラシオ氏、11%がロタ氏と、すべての人種においてデ・ブラシオ氏の支持率が高い結果となった。
男女別でも、男性の61%がデ・ブラシオ氏、26%がロタ氏、女性の68%がデ・ブラシオ氏、18%がロタ氏を支持すると答えた。
その他、地域別、年齢別、収入別などのほとんどの項目で、デ・ブラシオ氏がロタ氏の支持率を上回っていた。
11月5日の総選挙でデ・ブラシオ氏が市長に選出されれば、20年振りの民主党市長の誕生となる。