ニューヨーク市を拠点とする高級百貨店のバーニーズが、クリスマスに向けたホリデー商戦として、ブルックリン区出身の人気歌手ジェイ・Zことショーン・カーター氏とのコラボレーションによる販売キャンペーン「ニューヨーク・ホリデー」を展開することを9月25日、発表した。
バーニーズは、マンハッタン区マディソン街の店舗の3階に特別ギャラリーを開設し、服飾、アクセサリー、ジュエリーなどの商品を販売するとしている。また、ビバリーヒルズやボストン、シカゴ、サンフランシスコの店舗でも同様のキャンペーンを行うという。
同キャンペーンの売り上げの25%は、カーター氏が自身の本名を冠して設立したチャリティー基金「ショーン・カーター育英基金」に寄付される。同基金では、大学教育のための奨学金の提供などを行っている。
同キャンペーンのテーマカラーは、黒、金、銀色の3色で、ニューヨークの摩天楼の夜景をイメージしているという。
バーニーズは、2011年には人気歌手のレディー・ガガと、また12年にはウォルト・ディズニー社と同様のコラボレーション企画を実施しており、各年とも12月の売り上げは過去最高を記録した。