白鶴 HAKUTSURU

時をこえ 親しみの心をおくる

 酒造メーカー最大手の白鶴酒造は1743年の創業以来、270年続く歴史において「時をこえ 親しみの心をおくる」という理念を基に、日本文化のひとつである清酒造りに携わってきた。
 その同社が醸す「純米大吟醸 翔雲」は、純米大吟醸の最高グレード品であり、味吟醸の代表酒でもある。自信を持って造り上げたこの一本は、2010年、11年と2年連続でモンドセレクション最高の金賞を受賞している。
 酒米は最高峰・山田錦を100%使用し、精米歩合50%まで磨き上げている。仕込み水は灘の天然水である「宮水」を用い、それを「丹波杜氏」伝統の技で丹精込めて醸している。気品ある芳醇な味わいと静かな余韻はまさに、清酒の極みと評されるほど。冷やして飲むとより一層香りが引き立ち、口に含むと丸くやわらかな風味が広がる中辛口なこの酒は、やや濃いめに味付けされた料理や塩味が効いた肴と合わせたい。
 また日本未発売の「白鶴 オーガニック 有機純米酒」は、新しい可能性の追求を形にした酒。カリフォルニア産オーガニック米を日本に持ち帰り、日本の水を使用して醸造したプレミアムな有機純米酒で、ボトリングも日本で行っている。辛口特別純米酒なので、すっきりしていて飲みやすく、冷でも燗でも楽しめる。特にこれからの季節には、燗と刺身のペアリングがおすすめだ。
 07年からは、東京・銀座から日本酒文化の情報発信を目的に「白鶴銀座天空農園」のプロジェクトを始動させた。近所の小学生に米作りを体験してもらい、試食させることで「食の尊さ」を伝えているほか、年間を通じた緑化プロジェクトとして今後も取り組んでいく。

白鶴酒造株式会社
兵庫県神戸市東灘区住吉町4-5-5
www.hakutsuru-sake.co.jp

販売元 : JFC International, Inc.