美鶴乃舞 MIZUNOMAI / MIZU SHOCHU

一人の米国人が実らせた、情熱の一滴


 焼酎に魅せられた一人の米国人、ジェシー・ファロウィッツ氏が2010年に立ち上げた「Nehan Spirits LLC」と、佐賀県は陶磁器の町・有田にて本格焼酎を醸す「宗政酒造」の共同プロデュースにより実現した、アルコール度数35%の本格焼酎「美鶴乃舞(みずのまい)」。2013年の発表以降、さまざまな名誉ある賞を受賞。蒸留酒の最高峰を決めるニューヨーク国際スピリッツ大会において、栄えあるダブル・ゴールド・メダルにも輝いた。

 双方が目指したのは、「日本国内のみならず、世界中の蒸留酒愛嗜好家たちをも魅了する本格焼酎」―。アルコール度数の高い原酒は通常、まろやかさと繊細な味わいを保つため、最高級の原料の使用が必要不可欠となる。美鶴乃舞は佐賀県有田産の麦と黒麹、さらに有田黒髪山系の清らかな水を使用し、伝統的手法とされる単一蒸留器で醸造。素材本来の贅沢な味わいを演出することにこだわった。

 佐賀の豊かな自然の恵みから生まれた一滴は、カンタロープやバナナ、レーズン、ブラウンシュガーの芳醇な香りが鼻孔をくすぐる。そして口当たりも実にスムーズで優しく、まろやかな風味。そしてバニラの余韻残る後味がなんとも上品。それはまるで、優雅に鶴が舞う姿を彷彿させるような瞬間だ。
 香りを存分に楽しむなら、ロックで飲むのがおすすめ。もちろん、緑茶や麦茶、そしてフルーツジュースなどとの相性も良いので、オリジナルカクテルを作ってみるのも粋な遊びではないだろうか。

宗政酒造
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